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ヒンドゥ教の聖地「ヴァラナシ」
この街には生と死が隣り合わせであり、神秘的な雰囲気の中に凄く俗的な部分がごちゃ混ぜになっていて、自分がイメージしていたインドがこの場所に凝縮されていた。
ヴァラナシ04
ヴァラナシに流れるガンガーは、ヒマラヤ山脈の氷河を源流として、蛇のように北インド大陸を横断している大河。
ヒンドゥー教徒にとって、このガンガーに沐浴することは最高の喜びであり、現世での全ての罪を洗い流すことが出来ると信じられており、また、死してその遺灰をガンガーに流すことにより、輪廻からの解脱を約束されると信じられている。
毎日インド全土から信者が、そして世界各国からツーリストが訪れる。
ある人は母なるガンガーの流れに身をゆだね、至上の幸福を味わいに。
またある人は、輪廻からの解脱をする為、この街で死を待ちに。
ヴァラナシ05
ヴァラナシ03
ガンガー沿いには幾つものガート(沐浴場)があり、その中にマニカルニカ・ガートという場所がある。
このガートは火葬場になっていて、次から次へと死体が運び込まれる。
運び込まれた死体は最後にガンガーの水で清められてから火葬される。
火葬場は24時間煙が上がっており、周囲には肉が焼ける音・臭いがする。

だけど、その数メートル先では子供達が水浴びして走り回っている、人が焼けているすぐ横を牛がのそのそと歩いていたり、ボランティアと称した詐欺師が一杯いたりと生活臭が満載の中で最後の儀式が行われておる。
目の前で人が焼かれている風景が自然に溶け込んでおり、日本のような厳粛で物悲しい雰囲気はそこには無い。

あまりにも日常の中にある為に、死ぬ事は悲しいとか怖いというよりも、いずれはその世界に迎えられてみんな焼かれて灰になって終わる事になるだという感じ。
自分の身近な人が死んでしまったらとっても悲しいけれど、死の世界からは誰も逃れる事は出来ないし、その世界は誰の事も拒む事なく待っているんだと。

ここに住む人間の営みを飲み込み、悠久の時を超えて流れるガンガー。
色んな人が称する様に自分もガンガーはインドをインドたらしめる、聖なるドブ川だと思った。
ヴァラナシ02

こんな街は世界でここしかないと思うし、ヒンドゥ教徒でなくてもここは特別な場所だと思わされる魅力を持っていた。
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